銚子の祭りの特徴
Feature
鳴り物が神輿を先導する
銚子では、鳴り物が神輿を先導します。逆にいうと、鳴り物なし、担ぎ手だけの神輿渡御はありません。
神輿が上がったとき、休憩になるときは、「送り」といって、ゆっくりなテンポの祭囃子になります。それ以外では、アップテンポの祭り囃子になります。
祭り囃子は、各会によって、微妙に異なるのですが、これについては、お囃子の紹介ページで詳しく説明をします。
掛け声
掛け声は、「あんりゃ(おりゃぁ)どした!」「よーい、よやせっ!」が多いです。「神輿をさす(高くあげる)」ときも、「おりゃぁさせーー!」と言います。
「ワッショイ」「ソイヤ」は、あまり聞いたことがないです。
スクワット担ぎ
一般的に「神輿を揉む」という表現が、銚子だと「スクワット担ぎ」になります。
右の画像で説明すると、進行方向に対して、右斜め後ろの担ぎ手が、その場でスクワットをするようにして担いでいます。
後ろでスクワットが始まると、前の担ぎ手は、担ぎ棒が肩から上にいこうとするのをなんとか抑えながら、踏ん張ります。逆バージョンも同じです。
回数の規定は、ありません。担ぎ棒を抑えている人達がいますが、「まだまだぁ!」と言いながら、続けることもあります。
傍から見ていると、神輿が左右に振られるのでカッコイイです。